チャーシューと僕。
今回はチャーシューの話。

開業当時、うちのチャーシューは豚バラを使っていました。
巻いたりはしません。
豚バラをそのまま、炊いている豚骨スープの中へ。
そこで火を通してから、チャーシューのタレで煮る。
そして一晩寝かせます。
このチャーシュー。
実は、タレを毎回新しくしていたわけではありません。
同じタレを3回まで使っていました。
なぜ3回なのか。
3回目が一番うまいからです。

新しいタレで1回目の豚バラを炊く。
そこに豚の旨味や脂が入る。
そして2回目。
さらに3回目。
だんだんタレが育って、チャーシューにも味が染みてくる。
自分の中では、
2回目、3回目がラーメンに使うチャーシューとして一番いい。

じゃあ、
「1回目に炊いたチャーシューが乗った人、ハズレじゃないか!」
ってなりますよね(笑)
大丈夫です。
1回目はラーメンに使いません
新しいタレで最初に炊く豚バラは、量も少なめ。
これは自分で食べたり、
おつまみチャーシューとして出したりしていました。
そしてタレが育ってきた2回目、3回目。
この味の染みたチャーシューをラーメンに使います。
じゃあ、
「もっと使えば、もっと美味しくなるんじゃない?」
と思いますよね。
ところが、
4回目になるとタレが濁ってくる。
なので3回で終了。
新しければいいわけでもない。
長く使えばいいわけでもない。
チャーシューのタレにも、食べ頃があるんです。
ちなみにこれは、開業当時のチャーシューの話。
今のチャーシューは……
また別の機会に



コメント