北海道胆振東部地震① そして、街の明かりが消えた。
2018年9月6日。
当時の店は、今と違って夜中まで営業していました。
その日もいつも通り営業していて、自分の記憶では2時過ぎくらいだったと思います。
一度、かなり強い揺れを感じました。
店にはまだラーメンを食べているお客さんがいて、
「おー、なんだなんだー」
みたいな感じになって、店の中もちょっとざわつきました。
お客さんもすぐにラーメンを食べ終わって帰り、自分も閉店作業に入りました。
そして3時近く。
片付けをしていると、
また、強い揺れ。
今度はかなり大きい。
店の棚に置いてあった物が、
全部落ちました。
「これはヤバい」
と思ったのを覚えています。
そして、
店の照明が消えました。
代わりに点いたのは非常灯だけ。
さっきまで普通に明るかった店の中が、一気に薄暗くなりました。
最初は、
「店だけか?」
と思いました。
ブレーカーなのか、建物の問題なのか。
とりあえず店の外に出てみました。
暗い。
そのまま大きな通りまで出てみると、
信号まで消えていました。
いつもなら夜中でも明るいすすきのの街が暗い。
信号も消えて、交通も混乱している。
外に出てきた人たちも、何が起きているのか分からない。
周りを見ても、みんな混乱していました。
「これ、店だけじゃないな」
そこで初めて、かなり大きなことが起きているんだと分かりました。
そして、こういう時に店をやっている側として気になったのが、
火事場泥棒。
街中が真っ暗で、みんな混乱している。
店には商品もある。
現金もある。
「店を空けていて大丈夫か?」
そう思って店に戻りました。
すると、
非常灯だけが点いている薄暗い店の中に、
人影。
一瞬、
「泥棒か!?」
と思いました。
よく見ると、
H川君でした(笑)
以前このブログにも書いた、親友のH川君です。
「どうする?」
となって、とりあえずH川君の先輩にあたる人がいるお寿司屋さんへ行くことにしました。
そこでラジオを聞きながら、何が起きているのか情報を集めました。
スマホがあって当たり前の時代なのに、
停電して充電できないとなると、なるべく使いたくない。
この時の写真がほとんど残っていないのも、そのためです。
いつ電気が戻るのか分からない。
スマホは連絡手段でもあるので、できるだけ電池を残しておきたかった。
結局その日は、H川君と一緒に帰ることにしました。
でも翌朝。
家のすぐ近くにあったコンビニへ行ってみると、
何もかも無くなっていました。
……と言いたいところなんですが、
なぜかカップ麺だけは、やたら残っていました(笑)
続きは次回。
北海道胆振東部地震②へ続きます。
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